プロフィール


現在、小学校の心の教室相談員をしながら、カラーセラピストとして、「色を使った育児支援」をテーマに講座、セミナーを開講している。

 

高校卒業後、病院で働きながら看護学校へ入学。学生時代から外来、救急、オペ室業務に携わる。救急では今まで見たこと、経験したことのないような壮絶な現場に立ち会い、その経験から、多少の事では驚かない強靭な忍耐と精神を手に入れた。

 

正看護師資格取得後、名古屋大学附属病院にて勤務。長男の出産後、名古屋福祉法経専門学校介護福祉士養成校教員となる。その後流産を繰り返し、長女妊娠の為退職。専業主婦となる。その3年後二男を授かり3児の母となる。

 


憧れの専業主婦であったが、長男のアトピーがひどく、育児ノイローゼに。このままでは自分がダメになるとの思いから、看護師に復帰。総合病院の小児科勤務となる。

そこで、私と同じように育児に悩む母親、発達障害に悩む親子の現状を目の当たりにし、母親と子どものメンタルケアの重要性を感じる。小児科医と一緒にそんな母親や子どもたちの居場所を作りたいと考え、東京福祉大学の社会福祉心理学科に編入。36歳で3児の子持ち女子大生となる。

 

2007年大学卒業し、認定心理士の資格を取得。延べ13年間の看護師経験でかかわった患者さんは2万人以上にのぼり、小児科時代には子どものお母さんたちに頼られる事が多かった。その年、市内で初めて小学校に心の教室相談員が配置されることとなり、応募。見事16人に選ばれ、看護師として働きながら、小学校の心の教室相談員として働き始める。

相談員として小学校で子どもたちの描く絵、色に触れ、色の持つ特性について学びたいと考え、2009年、色彩心理を学ぶ。

 

心の教室相談員を続けながら「心色空間Ajna・アーニャ」を主宰。カラーセラピストとして活動を本格的に始める。相談員10年間の経験、学校心理士、看護師としての学び、そしてカラーセラピストとしての知識を下に、「色を使った育児支援」を展開。小牧市内小学校、保育園、幼稚園、児童館、可児市内幼稚園を始めとした、公的機関の講座を開催し、好評を得ている。

相談員としては、相談ポストを設置して子どもたちの悩み相談にのったり、教室に入れない不登校気味の子どもたちの校内の居場所として相談室登校の子どもたちと過ごす。

 

子どもたちは心は素直だが言葉は未熟なため、休み時間での相談に時間がかかることから、簡単に子どもたちの心を読み解くツールが欲しい!と考え、2016年12月冨山房インターナショナルから「子どもの気持ちを読み解く 心色リーディング」を出版。休み時間は心色で話を聞いたり、不登校相談やカウンセリングでも活用。

 

PTA講座や保育士の研修、養護教諭の研修として市外からも依頼を頂くようになる。

 

そんな中、高校2年生の娘が「学校に行く意味がわからない」と言い、不登校となる。不登校の子どもを持つ親となった。子どもを引きこもらせないために、不登校の会やフリースクールを探したが小牧市には無く、不登校の子どもを持つ保護者や当事者である子どもたちが集まる会が必要だと考え、2016年不登校の親と子どもの会レインボーハートを立ち上げる。不登校の子どもたちには居場所が必要だと考え、子どもたちに居場所レインボーハート(フリースクール)を2017年5月から主宰し現在に至る。

 

世の中にコロナが流行し、不登校の数はどんどん増え、フリースクールの利用者は増えていく。ところが契約しても生活のリズムが乱れ昼夜逆転し、フリースクールに出てこられない子どもたちや、経済的な問題から通えない子どもたちを目の当たりにする。

 

アウトリーチの必要性を感じる一方で自分ひとりの活動に限界を感じ、2023年7月合同会社レインボウ・ハートを立ち上げ、同12月訪問看護ステーション「レインボウ・ハート」を開所。仲間たちと共に、学校・家庭・民間(フリースクール)・医療機関と連携し、「地域の子ども」として社会全体で子どもを育む仕組み作りを目指したいと思っている。


ふじわらまりこの想い・・・


子どもの気持ちが分からない…、育児がつらい…そんな経験ありませんか。

 

私自身、そう感じていました。そして、そんな風に感じる私は最低の人間だと、自分を責めていました。その結果、どんどんガミガミママさんに…「ママが変われば、子どもは変わる!」分かっていても出来ないからつらい。子どもの気持ちが分かればいいのに!そんな思いを解決できるツールはないかな。そんな思いの中から作り上げたのが、「心色リーディング」です。

 

色の様々の効果の中で、「色はこころの言葉」に着目し、親子のコミュニケーションツールとして「色」を使いたい!と考え、親子で楽しめる、ママだけでも楽しめる。子どもだけでも楽しめる「心色リーディング」。

 

「色」を心の分析のみに使うにではなく、「色」を感じることで、子どもの気持ち、自分自身の気持ちに気が付き、子どもとのコミュニケーションツール、自分自身の気持ちに気付くためのツールとして使って頂きたいと思っています。